エグザイルの「道」って素敵な曲ですね。R&Bファンの耳に響くと言うか、Jポップにしては大人の耳に届く、まっとうなR&B系のバラードを久々に聴けた感じがします。
「EXILE EVOLUTION」の限定版はCDアルバム以外に、ビデオクリップ4曲と昨年の武道館最終決戦ライブ映像など2枚のDVDのお宝付きなのですがこの「道」も収録されています。
エグザイルは男7人のヴォーカル&ダンスユニット。ZOO出身のヒロがリーダーだけれど、ヒップホップ性はそんなに重要じゃなくて、曲と歌詞と歌唱力が本当にすばらしいと思います。
「ジェイ・ソウル・ブラザーズ/J Soul Brothers」時代の作品も押しなべて良かったですが、エグザイルに改名してからのほうが彼らの音楽性がさらにグッと飛躍した、と思うのですがいかがでしょうか。
これまでのエグザイルの代表作の中で一番好きなのは、現在は脱退していますがSHUNが最後に歌った「ただ〜逢いたくて」。深夜に傷が疼くような、ジンジンとこころに沁みこむ切ないバラード。
「道」は「ただ〜逢いたくて」をさらに引き離す彼らの代表作になるような気がします。「道」は卒業や旅立ちをテーマにイメージされた作品。だから、ちびっ子から大人まで万人の胸を打つような幅広い支持を得るかもしれないですね。
もしかして、日本の音楽シーンに残る名曲の予感もしています。
エグザイルのコンサートは、やっぱり自分で行ってその目と耳で感じることが一番です。
エグザイルを良く知らない人にとっては「ダンスの上手い賑やかなグループ」というイメージが強いかもしれませんが、エグザイルのファンとしては「もっと奥深いのがエグザイルだよ」と言いたいですね。
あまりエグザイルを知らない人にも、ぜひコンサートへ足を運んで頂きたいと思います。きっとファンになるはずです。
意外に思うかもしれませんが、エグザイルの曲にはスローなバラードも結構多くて、コンサートでもじっくり聴かせてくれます。
ダンスが無くても、曲と歌詞だけで十分感動できる歌がたくさんありますよ。コンサートでは多くのエグザイルファンが涙を流しながら聴いています。歌っている本人達も泣いたりしていて、一体感がありますね。
まあ、ずっとハイテンポの曲ばかりだと、さすがに踊り疲れてしまうので、ちょっと休むためのスローバラードは必要だとは思います。
でも本当に、スローな曲だけ聴いても100%感動できるのがエグザイルなのです。
エグザイルのコンサートに行くと、キッズダンサー達がたくさん出てきますよね。
驚くのは、キッズダンサーのダンスが大変上手なことです。
あんなに小さな子供達が、どうしてあれほど激しいダンスを揃って踊れるのか感心します。
相当練習するのでしょうが、それにしてもやっぱりダンス向きの才能というものはあるはずです。
大人になってしまった私では、今の時点で相当に上手いプロダンサーで無い限り、エグザイルのコンサートで踊ることは無理でしょう。
ナイナイの岡村のようにある程度タレントとして売れてしまえばチャンスはあるでしょうが、ちょっと難しそうです。
でももしかすると自分の子供ならそのチャンスはあるかもしれません。
キッズダンサーに聞いてみると、幼稚園くらいのころからダンススクールに通って習っている子が多いです。本人が踊りたいと思うよりは、親が若い頃踊っていたとか、ダンスが好きで子供に躍らせたかったというケースがほとんどでしょう。ちょっと躍らせるだけで覚えが早くカッコよく踊れるキッズがいますが、そういった子をピックアップしてオーディションすると結構なハイレベルのダンスチームができますね。